子どもが勉強していても、褒め言葉一つ言わなければ、子どもは勉強しなくなる。好奇心を満たさない勉強の内容であれば、やはり子どもは勉強しなくなるだろう。子どもの勉強に対して強化してないのだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第21回目となる。
【引用はじめ】
強化されない限り、人は動かない。それは「良い」行動であるか、「悪い」行動であるかは関係ない。たとえ理屈的には「良い」行動、「やるべき」行動であったとしても、それが強化されない限り、しないのが人の自然なあり方なのである。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.28
【引用おわり】
強化されることがなければ、その行動は消去されてしまう。子どもが勉強していても、褒め言葉がなかったり、好奇心を満たすことがなければ、子どもは勉強しなくなるのだ。子どもが勉強するのは当たり前となんの手立ても取らないと、勉強などしなくなるということである。
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