管理職が必ずしも良いリーダーシップを発揮するとは限らない。部下にとっては、けむったい存在になっているケースもみられる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第166回目となる。
【引用はじめ】
良いリーダーを育てることは、企業の活力と成長を左右する重大な問題です。管理職となっている人が理想的なリーダーとは必ずしも言えません。例えば、管理職として次のような問題を抱えている人がいます。
- 物事を悲観的に見る
- 目標を低く抑える
- 会議でネガティブな発言をする
- 部下へのリーダーシップがない
- 部下とのコミュニケーション能力が低い
- 部下の仕事を支援しない
- 部長との折り合いが悪い
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.169~p.170
【引用おわり】
いろんな意味で部下の足を引っぱっている管理職がいれば、会社にとっていい結果をもたらさない。成長する会社にするためには、管理職いかんにかかっているといっても過言でない。将来を見据えた方向性を明確に示し、日々の活動のあり方の良し悪しについて、しっかり支援できる管理職でありたい。
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