良好な関係を持つ仲間がいることは、重要である。励ましてくれる仲間である。少々難しいことがあっても、がんばりを認めてくれる仲間だ。そうしたがんばりを強化してくれることで、モチベーションが上がる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第186回目となる。
【引用はじめ】
お互いに称え合う仲間を持つことも有効です。たとえばあなたが誰かに対し、言いにくいけれど言うべきことを言ったとき、その相手の行動がすぐには改まらなかったとしても、「よく言ったね」と褒めてくれる仲間がいればどうでしょう。
あなたはこれからもがんばって言うべきことを言おうと思い、そのように行動するのではないでしょうか。
つまりここでは、あなたの望ましい行動を、仲間が強化してくれているわけです。このように強化し合う同志のような存在を持ち、お互いに励まし合うことで、なかなかは変わらない人と組織を最後まで諦めずに変えてゆけるようになります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.187
【引用おわり】
がんばっている姿を素直に認めてくれる仲間って大切だ。自分の望ましい行動を褒められるとうれしい。こうした仲間を大切にしよう。もちろん、相手に対しても望ましい行動は褒めることである。互いに励まし合う関係をつくるのだ。
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