喫煙ってなかなかやめられない。なぜなんだろう。何が強化になっているのか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第224回目となる。
【引用はじめ】
- 良くない行動がいつまでも直らないのも、強化が働いているからだ。
- たばこを吸わずにいると、ニコチンの禁断症状が出るが、たばこを吸うことで、禁断症状といった不快感から逃れることができる。
- たばこを吸うことで、酩酊に近い解放感を感じる。
- たばこを吸うことで、休憩がとれる、
- こうした強化が働いているので、喫煙行動をやめらない。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.23~p.24
【引用おわり】
喫煙によって、気分が落ち着くということもある。一服することで、仕事の区切りになるという人もある。唇がさびしくなるので、たばこがいいという人もある。あのたばこの煙とにおいがなんともいえないという人もいる。そういったことが喫煙を強化しているのである。
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