難題に対して解決を目指すのは簡単ではない。多くの挑戦が必要となる。そして、それが長期間を要することになる。くじけず継続しなければ、実現はかなわない。そのためには、どのような対応が必要か。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第209回目となる。
【引用はじめ】
ビジネスの世界では、すぐに結果(成果)を出すことは容易ではない。成果だけにとらわれるのではなく、成果を生み出す行動に着目することが重要である。それには、「課題分析」をていねいに行う必要がある。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.206
【引用おわり】
難題に取り組むとなれば、まず取り組みやすいところからやり始める。難題であればあるほど、一気には解決が困難だ。ちょっと手を付けて、実現までにはなんだか気が遠くなるほどのところにあると絶望することだってある。難題解決のためには、課題分析によって今の実力に見合ったところからやり始める。そして、実力アップしながら解決に向かう。徐々に成果を上げてゆくのである。小さな喜びを積み上げて地道な取り組みを続けられるようにしてゆくのが、一番の成功の道と言える。
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