行動分析学の応用によってどんなことが期待できるか。それは、私たちの生活を変えることができる。私たちがかかわる行動の問題などを変えられるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第214回目となる。
【引用はじめ】
- 職場の上司、同僚、部下はもちろん、顧客の行動だって変えられる。
- 家族の行動も変えられる。
- 自分の行動も変えられる。
- 組織の行動も変えられる。
- 組織風土や文化もマネジメントできる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.16
【引用おわり】
本当にさまざまな行動を変えることができるのだろうか。私たちを取り巻く行動には、困ったことが山ほどある。多くの悩みを抱えている。そうしたことを変えられるなんて信じられない。もちろん、一挙に簡単に変えられるような万能薬ではない。しかし、一番差し迫ったことに対して、行動として捉え直すことで、徐々に変えることができる。それが応用行動分析学である。
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