部下をいかに支援すべきか。その支援するにあたって、どのような行動を強化すればいいか。適切な支援とは何かを明らかにする必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第199回目となる。
【引用はじめ】
部下に対する支援のあり方について考えましょう。
課長に仕事を手伝ってもらいたいと考えている部下と、部下のためには仕事を任せているという課長の間に認識があります。
さらに、任せることがいわゆる「丸投げ」になっている実態もあったため、行動的には以下の3点を強化することが課題です。
- 部下のために任せているのだ、という意図を伝える
- 任せた後に、適宜状況を把握する
- 部下が壁に突き当たったときに助言する
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.196~p.197
【引用おわり】
上司の課長は、部下に対して仕事を任せていることを明確に伝えておくことである。単なる「丸投げ」ではないことを理解してもらう。そのためには、時おり仕事の進捗状況を確認するのだ。そして、仕事がうまくいってない場合は、助言することも大事である。部下も上司からサポートしてもらっていると、信頼できる姿勢が持てることだ。
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