部下が上司に相談に行っても、きちっと対応してくれない。そんなことが繰り返されれば、相談に行かなくなるのは必然である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第227回目となる。
【引用はじめ】
- 上司に相談に行っても無視される。
- 上司はいつも忙しそうにして、こちらを見てもくれない。
- 何度も上司から無視される体験を繰り返したら、もう部下は相談に行こうとしなくなる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.26
【引用おわり】
部下は上司に相談することがあっても、上司がしっかりと受け入れてくれない。そうなれば、相談してもダメだとなる。部下の相談する行動が消去される。いくら上司が忙しいとはいえ、部下の相談には応えてやらないと。こんなことが続けば、関係そのものに問題を生じかねない。上司に対して頼りないとなりかねない。
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