行動分析学の第一原理が「強化」である。行動の直後に良いことがあると、その行動を繰り返すようになることだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第215回目となる。
【引用はじめ】
- 人の行動は、「強化」「消去」「弱化」の3つにより決まる。
- 強化とは、「ある行動をした直後に」「良いことがある」(心地よさや、苦痛からの解放などがある)と「その行動をもっとするようになる」原理である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.18
【引用おわり】
「強化」が成立するためには、行動の直後に良いことをしなければならない。後から褒めるなどの良いことをしても、「強化」は成立しない。「強化」が成立するのは、60秒以内と言われている。
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