行動分析学の基本は、人や組織を変えるための具体的な戦略を示すことができることだ。行動を変えようとするならば、非常に役立つものである。学んで決して損がない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第213回目となる。
【引用はじめ】
- 行動分析学とは、「行動の理由を解明する心理学」「性格・人格に原因を帰さない」「人や組織の行動を変えることができる」
- 行動分析学は、人にレッテルを貼って終わりにするのではない。
- こうすれば人は変われるという具体的な戦略を示すものである。
- 「強化」「消去」「弱化」の3つの方法で、人の行動は制御できる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.14~p.16
【引用おわり】
行動分析学は単なる解釈で終わるものでなく、人の行動を変えることに主眼をおく。安易に性格や人格などの心に原因を求めて、本人を攻撃するようなことはしない。行動とその時点の状況との関係で問題を分析するのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿