2023年3月12日日曜日

笑顔の練習をしていますか?

 笑顔は、相手との関係づくりにとってとても大事なものだ。そのために、笑顔の練習をすることだって馬鹿にしたものでない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第356回目となる。

【引用はじめ】

  • 皆さんは、笑顔の練習をしていますか。
  • 挨拶を返すとか、ねぎらいの言葉をかけるといった言語的行動は、自分の声が自分にも聞こえる(フィードバックがある)ので、きちんとできているかどうかは自分自身でも分かります。
  • しかし笑顔については、自分の顔の表情が今どのようになっているかは自分自身では分からないことが多いので、ここぞというときに良い笑顔ができるとは限りません。
  • 「笑顔などというものは自然な感情の発露なのだから、練習などいらない」と考える方もいるでしょう。
  • 笑顔は自然に任せればよいという人は、笑顔というものを自分視点で、自分のためにするものと思っていないでしょうか?
  • 相手のために、相手を喜ばせてあげたいためにする、という視点が欠けていないでしょうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.122~p.123

【引用おわり】

 相手と笑顔で接すれば、相手だってうれしい。互いの関係を円満に保つためにも、笑顔はとても有効である。常日ごろから笑顔づくりができるように練習することも必要である。

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