ミーティングなどで発言の少ない部下が、積極的に発言するようにするためには、どのように強化すればいいか。部下の発言を受け入れるようにする上司などの態度が大事になる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第364回目となる。
【引用はじめ】
- ふだんあまり発言しない部下が発言をしたら、上司(や周囲の参加者)は興味深そうに聞いてあげることが大事です。
- たとえそれまで、あまりパっとしない発言が多かったとしても、「どうせまた、つまらないことを言うのだろう」という顔をして聞いては駄目です。
- また、聞くだけ聞いて、聞き流してもいけません。
- きちんと対応することを、その場で確約すべきです。
- もちろん、すぐに実行に移せないものもあるでしょう。
- 検討を要するものもあるでしょう。
- そういう場合には、実行のために何をするのか、いつ結論を出すのか、と言ったことをその場で明言しましょう。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.131~p.132
【引用おわり】
部下の発言があったら、上司などがしっかり聞くことである。そして、その意見がどのように実行できるかなども考えてみることだ。自らの発言が周囲の人に影響を与えられていることが分かれば、次も発言するようになる。そういう繰り返しこそ重要である。
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