職場内に活気が足りず、どんよりと閉塞感に包まれている。こうした困った状況にどのように対策をうったらよいか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第375回目となる。
【引用はじめ】
- 職場に活気がなく、閉塞感が漂っている。
- 仕事に張り合いを感じている人が少なく、お互いに協力して仕事をしようという風潮もない。
- 先々に対する希望も持てず、辞めてゆく者も後を絶たない。
- モラールやモチベーションを高めるための努力や工夫がない。
- こうした問題解決するために、行動分析学マネジメントを用いる。それが次のとおり。
〇 行動分析学マネジメントの基本
- 問題を行動的に解釈する
- 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
- 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.138~p.140
【引用おわり】
職場を活気に満ちたものにするために、行動分析学マネジメントを用いる。まずは、問題を行動のレベルで把握する。そして、問題の行動が何によって、強化されているのか、消去や弱化されているのか明確にするのだ。それを明らかにしたら、問題の行動をどうやれば変えられるか試みるのである。その場合は、現状で問題が生じている強化・消去・弱化とは異なるものを導入するのである。これによって、職場の今ある閉塞感から活気に満ちた雰囲気に変えていくのである。
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