一日の仕事の量を決めて、その目標が達成したら帰れるようにする。仕事をゆっくりしていた部下にとって、どれだけの仕事をすればよいか明確になって取り組みやすくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第372回目となる。
【引用はじめ】
- 一日の目標が達成できたら早く帰れる、というルールをつくり、職場で徹底するといい。
- 日本の会社は、いつどうなれば帰ってよいのか、ルールがあいまいなところが散見されます。
- そのため、上司が帰るまで部下は帰れないとか、その日の仕事が終わっても遅くまで何となく会社にいなければいけないといった暗黙のルールが職場を支配していることがあります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136
【引用おわり】
どれだけの仕事をしなければならないのかを明確にすることによって、仕事の効率性も格段に違ってくる。いままでだらだらやっていた仕事もてきぱきやることができる。部下の仕事ぶりに対して、上司も満足だ。遅くまで仕事をしなくても済むことになる。そうなれば、部下にも上司にもメリットだ。
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