管理職の問題について、分かりやすく行動的に解釈し直す。そうすると、どのようなことが問題なのか明確になる。その問題行動について、改善策を考えやすくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第422回目となる。
【引用はじめ】
ある管理職の問題を行動的に解釈し直すと次のとおりになります。
- 物事を悲観的に見る→物事について悲観的な発言をする
- 目標を低く抑える→目標を低く抑える
- 会議でネガティブな発言をする→会議でネガティブな発言をする
- 部下へのリーダーシップがない→決断することが欠如あるいは不十分
- 部下とのコミュニケーション能力が低い→部下を褒めることが欠如あるいは不十分
- 部下の仕事を支援しない→部下の仕事を手伝うことが欠如あるいは不十分
- 部長との折り合いが悪い→部長の発言に反対や批判ばかりする
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.172
【引用おわり】
管理職が問題行動が目立つ。それは行動的に解釈すればどんなことであるか。上記のように「悲観的な発言」「決断力の欠如」「部下を褒めない」「部下の仕事を手伝わない」「部長の発言を批判」などがある。こうした問題を見逃していては、組織に悪影響を及ぼす。管理職の問題を変える手立てはどうあるべきか。どうすれば、解決を図ることができるだろうか。そうしたことに対応できる解決策が必要である。
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