2023年5月16日火曜日

管理職としての問題

 良いリーダーの存在は、会社にとって不可欠なことだ。ところが、良いリーダーとばかりは限らないのが現実である。そこには、どんな問題があるのだろうか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第418回目となる。

【引用はじめ】

  • 良いリーダーを育てることは、企業の活力と成長を左右する重大な問題です。
  • ですが、今管理職となっている人が理想的なリーダーであるかというと、ほとんどの会社ではそうとは言えません。
  • そのため、管理職を育てるということが、多くの会社で重要課題となっています。
  • たとえば、ある管理職の問題を列挙してみます。

  1. 物事を悲観的に見る
  2. 目標を低く抑える
  3. 会議でネガティブな発言をする
  4. 部下へのリーダーシップがない
  5. 部下とのコミュニケーション能力が低い
  6. 部下の仕事を支援しない
  7. 部長との折り合いが悪い

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.169~p.171

【引用おわり】

 上記のような管理職としての問題点が列挙された。このままでは、社内に悪影響を及ぼすばかりである。会社の業績にも問題を及ぼしかねない。もちろん、部下の信頼もかちえない。社内トラブルなどの原因にもなったりしたら大変でもある。一刻もこの管理職の行動が変わるようにしなければならない。

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