会社に勤務していて社員はいろんな疑問を持つ。それはしょうがない。完璧な会社なんてないからだ。こうした疑問やプレッシャーを克服できるような体制が必要だ。そのための取り組みがあって、社員も会社を辞めることをとどまるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第418回目となる。
【引用はじめ】
- 今の職場には、いろいろ問題があるかもしれない。
- でも、会社はそれを解決しようと取り組んでいる。
- 今の自分には、きついプレッシャーがかかっている。
- でも、会社の支援もあり、自分はいつかそのプレッシャーを克服できるようになる。
- 今の会社は、お世辞にも完璧とは言えない。
- でも、他の会社より良い点もある。
- 社員がこのように信じることができれば、そこに希望が生まれます。
- その希望が、今いる社員を会社に引き留め、もう少しがんばってみようかという気にさせるのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.167~p.168
【引用おわり】
会社は完璧でなくても、どこか良いところもある。その良いところに望みを託し、社員を引き留められるようにするのだ。仕事にプレッシャーを感じ、大変だなあという思いに対し、適切な支援ができるようにするのだ。個別にそれに合ったやり方が必要である。
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