社員同士が互いに協力し合うことを奨励するのに、「協力トークン」を活用した。それを評価の対象にもした。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第410回目となる。
【引用はじめ】
- お互いがもっと協力し合いながら働くようにするための方策「協力トークン」というものを導入するようにしました。
- トークンを持つ人は、残業チェックから外してもらえます。
- 「まだ仕事をしているのか」と言われても、トークンをかざせば、「ああ、ご苦労さまです」と言われます。
- また、このトークンの枚数を、目標管理の評価項目に入れてしまいます。
- 組織貢献の指標として、協力トークンの枚数を目標に掲げさせるのです。
- こうすれば、他者への協力が自分の評価にもつながるので、みんな一生懸命に協力しようとします。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.164
【引用おわり】
「協力トークン」を導入して、互いに協力し合うことが強化できるようなった。それは、「協力トークン」が評価されるようになったからである。「協力トークン」が好子の機能を発揮するようになった。協力し合うという関係に効果を発揮したのである。
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