「チームワーク」といった協力し合う行動を、どのように客観的に評価するか難しかった。それを「協力トークン」によって明確に評価しやすくなった。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第412回目となる。
【引用はじめ】
- お互いがもっと協力し合いながら働くようにするための方策「協力トークン」というものを導入するようにしました。
- 従来の目標管理制度では個人の業務だけを目標に掲げました。
- 従来の評価では、「チームワーク」などの項目があっても、それを印象で評価するしか手はありませんでした。
- そのため、評価する側の認識と評価される側の認識とが合わずにもめるここともありえました。
- トークンの導入により、そうした摩擦も防止できるようになります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.164
【引用おわり】
「協力トークン」によって、感謝される回数がトークン枚数ではっきりする。あいまいさがなくなった。協力していることを、定量的に把握できる。評価がしやすくなったのだ。チームワークが良くなっていることがわかりやすくなったということである。
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