中田さんは、部下と直接話するのはごく稀。これでは、部下が上司の中田さんに対する見方も疎遠になってしまうし、誤解を誘うばかり。
そのことについて、島宗リーダー本による第37回目の引用である。
【引用はじめ】
中田さんが、過去数か月間に自分のオフィスから下の階に降りて、会議以外で部下と話をしたのは、たったの2、3回だったそうです。
ほとんどの連絡はメールで済ませてましたし、何か用事があるときには、数人いる主任を"上"のオフィスに呼び出していました。その様子が、他の部下たちには、まるで校長先生が生徒を叱るために校長室に呼び出しているように映っていたとはつゆ知らず……。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.31 )
【引用おわり】
中田さんの部下とのコミュニケーションは、ほとんどメール。たまに、オフィスに呼び出すのは主任のみ。これでは、部下との信頼が得られない。もっと互いの交流を増やす必要がある。中田さんの行動いかんにかかっている。中田さんが部下に少しでも話しかける行動をやってみるところから始めてみる必要があるだろう。
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