中田さんは人見知りだと思い込んで、部下とのコミュニケーションもメールで済ませている。だから、うまく連絡などの情報交換ができず、齟齬をきたしている。それをなんとかしたいと本人の思いも強い。その解決のために、ポジティブな行動マネジメントの方法を導入して、自らの行動を変えたいと考えている。そのことについて、島宗リーダー本による第39回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。
- 誰が何をしているのかを見える化する
- 誰がどこにいるのかを見える化する
- 標的行動を練習する
- 標的行動を工夫する
- 標的行動を記録し、見える化する
- 標的行動を強化する
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )
【引用おわり】
問題行動を変えるには、介入という方法を用いる。標的行動をどうするかを明確にして、それを変化させるために記録し強化するのである。そのために、上記のように6ステップを設定するのがいい。問題行動の変容を図る方法が見える化できる。
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