メールなどはとても便利だ。しかし、そればかりに依存すると、パソコンばかりに向かって仕事していることになりかねない。対面で仕事をすることの大切さを忘れがちになってしまう。そうした内容について、島宗リーダー本による第83回目の引用である。
【引用はじめ】
メールやSNSの使い方にも注意が必要です。上手に使えばこれほど便利な道具はないのですが、同時に、行動の罠にはまりやすい仕組みでもあります。
直接顔を見ながらの会話でやりとりを進めた方が、誤解が少なくて済むケースもあるのに、この罠にはまると、何から何までパソコンに向かって済まそうとしてしまいます。
メールを読んで返信するという一つひとつの作業は、席を立って話をしに行き、会話をするという行動に比べ、たくさんの仕事をこなしているように人によっては感じられます。こんなにメールをしているのに仕事がなかなか終わらないという人は、この罠に陥っていないか振り返ってみるといいでしょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.50 )
【引用おわり】
メールで何でもかんでも済まそうとするのは、いいわけでない。必要に応じて使い分けが肝心である。もちろん、多忙でまずはメールで用件を伝え、その後直接会って話をするなどの使い方が大事である。その場に応じた合理的な行動が求められる。
0 件のコメント:
コメントを投稿