リーダーが期待する成果と部下が思っている成果に乖離がないか、確認することがまず大事である。お互いに齟齬があれば、うまくいかないのは当然だ。そうした内容について、島宗リーダー本による第87回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーの行動も生産性を上げるという発想が必要です。最小限のマネジメントで最大限の成果を出すことを目指します。
期待通りの成果(V)が上がっていないときにも、行動化や焦点化をする前に、まずはどのような成果を期待しているのかを部下に伝えるところから始めます。
あなたが部下に期待している成果と、あなたが期待していると部下が思っている成果とが一致しているかどうかを確かめます。誤解があったり、情報に過不足がないかどうか確認し、共通理解するためのコミュニケーションです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.51 )
【引用おわり】
リーダーと部下の目指す方向が一致していなければ、成果は上がらない。共通理解ができて始めて成果を上げるための行動をスタートすることができる。成果につながる目標の行動化や焦点化を図るのである。
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