効率的に組織の生産性を上げることが目標である。コストをかけなくても生産性が上がっていれば問題ない。しかし、そうした状況は期待できないことが多い。そうした内容について、島宗リーダー本による第86回目の引用である。
【引用はじめ】
行動化や焦点化は部下の仕事のすべてに対して行うわけではありません。期待通りの成果(V)が上がっているときには、行動(B)に手をつける必要はありません。余計なマネジメントコストを膨らますだけです。
リーダーの行動についても生産性を上げるという発想が必要です。最小限のマネジメントで最大限の成果を出すことを目指します。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.51 )
【引用おわり】
あまりコストをかけず、成果を上げられれば理想である。無理していろんな手立てを駆使しても長続きしない。適切で、適度なマネジメントによって、部下の行動がより良く変わるようにするのである。部下の行動全般を変えることなんて無理である。仕事の成果向上にかかわる核心的な行動に焦点を合わせて、新たな随伴性を導入するのである。
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