リーダーが部下に期待することとは何か。それをしっかり伝える必要がある。その観点が4つだ。そうした内容について、島宗リーダー本による第88回目の引用である。
【引用はじめ】
部下に期待する成果を伝えるときには、何を、どれだけ、どのように、いつまでにという4つの基本情報を明確化しましょう。
成果のコミュニケーション公式:基本4項目
- 何を
- どれだけ(量)
- どのように(質)
- いつまでに(期限)
あたりまえのようで、意外にできていないことが多いのがこの成果のコミュニケーションです。数多くの研究が、上司によるこのようなコミュニケーションを増やすだけで、部下の行動が劇的に変わり、成果が生まれることを示しています。
成果(V)のコミュニケーションは、まさに勝利(V)へのコミュニケーションなのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.52 )
【引用おわり】
リーダーは、部下が成果を上げることを期待している。部下だって、成果を上げたいと願っている。互いがその期待の内容を食い違いなく明確に理解できるようにしていなければならない。そのための基本公式が、上記の4項目だ。「何を」「どれだけ」「どのように」「いつまでに」を、伝えることができればスムーズに物事が推進できるはずだ。
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