その行動が増えたり、減ったりするのは行動の直後の後続事象の状況しだいで決まる。そうした内容について、島宗リーダー本による第97回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の後に出現したとき、その行動の将来の頻度を増やす後続事象を好子、行動の後に出現したとき、その行動の将来の頻度を減らす後続事象を嫌子と呼んでいます。
行動の後に好子が出現することでその行動の将来の頻度が増えることを強化、行動の後に嫌子が出現することでその行動の将来の頻度が減ることを弱化と呼んでいます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.59 )
【引用おわり】
行動の頻度を増やす後続事象は好子であり、行動を減らす後続事象は嫌子だ。その結果、行動が増えることは強化、行動が減ることは弱化である。こうした手続きをうまく活用すると、生活にも仕事にも便利なツールとすることができる。
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