より良い仕事の流れとはどういうものか。それもポジィティブな行動マネジメントにおいては、どんな風な流れを考えているか。それをIMPACTモデルとして示した。そうした内容について、島宗リーダー本による第163回目の引用である。
【引用はじめ】
ポジィティブな行動マネジメントで基本となる仕事の流れを、IMPACT(インパクト)モデルと呼んでいます。
IはIdentify。業績向上にとって重要な目標を選んだり、決めたりする段階です。
MはMeasure。業績向上にとって重要な目標を測定する段階です。既存の経営指標を使うこともあれば、新たに作ることになる場合もあります。
PはPinpoint。Iで選んだ目標を達成したり、指標を改善する具体的な標的行動を選択します。行動化や焦点化はここで行います。
AはActivate。標的行動を引き起こす先行事象を整備します。
CはConsequence。標的行動を強化する後続事象を整備します。
TはTransfer。標的行動が他の場面で応用されたり、維持、継続されるように、随伴性を整備します。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.96 )
【引用おわり】
IMPACTモデルとは、「目標の決定」「測定」「行動化」「先行事象の整備」「後続事象の整備」「随伴性の整備」と6つの観点によって、仕事を円滑に推進するものである。うまくいかなければ、確認検証して見直しをすることになる。
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