営業会議などで活発な意見交換ができるにはどんな行動が必要か。その時に必要とする行動は、あいまいでなく具体的な言葉で言い表すのがいい。そうした内容について、島宗リーダー本による第175回目の引用である。
【引用はじめ】
営業会議で部下に期待する行動とは何かを明らかにするときに、留意すべきことはなにか。
「増やしたい行動」や「減らしたい行動」書き出してみるのである。ただ、「発言しない」(死人テストをパスしない)、「積極的になる」(具体的な行動でない)といったものでないようにしないと。
また、次のようなことにも留意する必要があります。性格("おとなしい"や"陰険"など)や態度("消極的"や"プライドが高い")や能力("プレゼンテーション能力"や"話を聞く力")を表す言葉ではなく、具体的な行動を表す言葉で書き出しましょう。これにはビデオクリップ法を使います。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.102 )
【引用おわり】
営業会議で増やしたい行動はどんなことか。減らしたい行動はどんなことか。そうしたことを明らかにするには、具体性のある表現でなければならない。映像でみて分かるようにするのである。増やしたい行動は「賛成意見を発言する」「うなずく」などである。減らしたい行動は「下を向いている」などである。
0 件のコメント:
コメントを投稿