売上に貢献するには、業種によって営業活動は異なる。業種に見合った営業活動のあり方を追求する必要がある。ここで取り上げるのは、ケーブルテレビのネットワークを売る営業においては、客の困り事を聞き出すことが重要である。そうした内容について、島宗リーダー本による第170回目の引用である。
【引用はじめ】
どのような行動が営業活動で成果を生むかは、現場で実際に売上をあげているスタッフがよく知っています。
たとえば、ケーブルテレビのネットワークを売ることで営業成績を上げているスタッフは、まず困り事を聞くことが売上につながるといいます。客先に訪問し、きさくな会話で相手を笑わせてから話をし、顧客が困っていることを聞き出すことに専念するそうです。「光に入っているから」と断られたらそれまででも、「光に入っているけど……」と言われたら、現在利用しているサービスの不満なところを聞いて、それを解決する自社サービスを提案するそうです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.100 )
【引用おわり】
営業を円滑に行うには、まず客とのコミュニケーションをとって、今困っていることは何かを聞き出すことである。その困り事を解決できる内容を提案して、信頼が得られるようにするのである。客にとって、納得できるものにするのが重要だ。
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