死人テストとNORMSテストによって、行動の焦点化が適切かどうか確認する。NORMSテストの1番目は標的行動の具体化、2番目は標的行動の観察化である。3番目は標的行動の客観的測定である。そうした内容について、島宗リーダー本による第183回目の引用である。
【引用はじめ】
死人テストは行動化が適切にできているかどうかを確認するテストです。その他に焦点化がうまくできているかどうかを確認するために、NORMS(ノームス)というテストもあります。標的行動が客観的、具体的に決められているかどうかを、5つの項目で判断します。3番目の項目は次のとおりです。
3番目の項目のR ( Reliable ) では標的行動が客観的に評価できるように記述されているかどうか確認します。公平な人事評価には客観性が欠かせません。部下を育てる場合も同じです。標的行動は誰が観察しても、同じ測定結果が得られるように定義しておく必要があります。そうしないと、介入に効果があったかどうかさえわからなくなってしまいます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.105~p.107 )
【引用おわり】
NORMS(ノームス)テストの3番目の項目が R ( Reliable )という客観的に評価できるように記述する内容のものである。標的行動が客観的な評価にたえられるものになっているかということである。誰がみても同様の評価ができるものにしなければならない。
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