2024年3月23日土曜日

島宗リーダー本180「行動の焦点化の適切性を確認するためのテスト」

 適切に標的行動を決めるには、どうするか。まずは死人がやれる行動でないことを明らかにすることである。「じっとしている」「発言しない」などの死人ができる行動は、標的行動として不適切ということだ。死人テストで不敵にならないようにすることである。そうした内容について、島宗リーダー本による第180回目の引用である。

【引用はじめ】

 死人テストは行動化が適切にできているかどうかを確認するテストですが、その他に焦点化がうまくできているかどうかを確認するために、NORMS(ノームス)というテストもあります。

 標的行動が客観的、具体的に決められているかどうかを、5つの項目で判断するのですが、その1番目が次のとおりです。

 N( Not an Interpretation )では何をすればいいかわかるように標的行動が具体的に記述できているかどうかを確認します。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.105~p.106 )

【引用おわり】

 標的行動が適切かどうかを判断するには、死人テストで確認することである。さらに、標的行動が具体的に記述されているかが求められる。それによって、客観性のある標的行動を決定できるのである。

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