2024年3月12日火曜日

島宗リーダー本169「売上に直結する目標を立てる」

  菓子会社にとって、売上を向上させ他社との競争を勝ち抜くのは至上命題である。それには、売上に直結する目標は何かを模索し、実践することが大事となる。そのためには、現場で働くスタッフたちがその目的に向かって行動できるようにすることである。そうした内容について、島宗リーダー本による第169回目の引用である。

【引用はじめ】

 どのような行動が営業活動で成果を生むかは、現場で実際に売上をあげているスタッフがよく知っていることも多いはずです。

 たとえば、「提案資料を作成し、プレゼンする」のような目標は目的があいまいだし、たとえ販売数が増えても偶然の可能性が高いといいます。むしろ、「週2回行っている販売活動を3回に増やしてもらう」や「通常の売場とは別の場所にも置いてもらう」など、売上に直結する具体的な目標を立てた方がいい。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.99~p.100 )

【引用おわり】

 売上を高めようと日々スタッフたちは努力している。その努力を励まし、その努力が成果としてあらわれるよう工夫しなければならない。それには、具体的な行動目標が必要だ。その目標が達成できているかを評価し、うまくいかなければ目標の修正を直ちに行えるようにする。こうした基本となる仕事の流れを確立することである。

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