スーパーでレジ係をしている学生アルバイトが、お客さんに笑顔で挨拶できるようにするための店長などによる介入はどうすればよいか。そうした内容について、島宗リーダー本による第243回目の引用である。
【引用はじめ】
介入案: どうすれば笑顔で挨拶してもらえるだろう?
先行事象(A)お客さんに 列に不機嫌そうなお客さんがいる状況で
→標的行動(B)笑顔で挨拶する
→後続事象(C)【強化】店長から「今日はいい笑顔だったね。ありがとう」(↑)
【強化】「先週、抜き打ちで観察したレジの笑顔度は平均85%でした。目標達成です!有難うございました」(↑)
【強化】「先週あなたがレジを担当したお客様のうち、本日15%の方が来店して下さいました。目標の20%までもう少しです。頑張りましょう」(?)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.130)
【引用おわり】
不機嫌なお客に対して、レジ係が笑顔で挨拶するための後続事象における強化はどうすればよいか。ABC分析によって明らかにしてみる。レジ係の様子を観察して記録して、そのことをレジ係にフィードバックする。標的行動が達成できていれば強化するのである。
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