レジ係のアルバイト学生が笑顔でお客さんに挨拶ができない。その場合、どんな随伴性にすれば挨拶できるようになるか。笑顔で挨拶するという行動ができるようになるには、適切な随伴性が必要である。そうした内容について、島宗リーダー本による第242回目の引用である。
【引用はじめ】
行動を変えるためには随伴性を変えます。
アルバイトの学生にとって店長からの承認や顧客サービスに関する目標達成が好子になるなら、これらの後続事象を随伴性に組み込みます。最近はポイントカードを使って顧客情報を管理している店舗もあります。顧客の再来店情報をフィードバックすることも、行動目標と組み合わせて使えば強化として作用するかもしれません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.130)
【引用おわり】
笑顔で挨拶できるようにするには、後続事象に適切な好子を出現させればいい。上司などからの承認なども効果的である。お客さんが再来店してくれるなどの情報も効果がある。
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