2024年5月13日月曜日

島宗リーダー本230「成功に導くやり方」

 どのようにすれば、業績を上げることができるか。そのためには、ポジティブな行動マネジメントを活用するのが効果的である。まずは最終的な業績を明確に定義することから始める。そして、確実に業績が向上するための介入を行うのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第230回目の引用である。

【引用はじめ】

 ポジィティブな行動マネジメントでは、まず最終的な成功を業績(V)として定義します。これが見通しです。

 次に、成功のために行動の公式を用います。これが一貫性です。

 そして、業績に関する測定と、行動に関する測定を続け、両者の関係を見える化し、評価する機会を設定します。

 介入が成果を上げていないときは、まずは介入が計画通りに実施されているかどうかを確認します。

 そして計画通りに実施されているのに効果が上がっていないなら、随伴性を再分析します。これが転換点です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.125)

【引用おわり】

 業績を上げるうえで重要なことは、介入によってその行動頻度がどのように変容しているかを測定して、評価することである。うまくいっていなければ、介入のあり方を再検討することになる。行動とその直後の状況の関係、いわゆる随伴性を見直すのである。

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