リーダーも部下の成長に寄与する働きかけが必要だ。部下の自主性を育てるようなやり方こそ望ましい。そうした内容について、島宗リーダー本による第328回目の引用である。
【引用はじめ】
プロジェクトの成功は大きな好子になります。これはプロジェクトに取り組む行動を動機づけるという点では長所ですが、失敗を避けようとしてプロジェクトで本来学ぶべきことが妨害されるリスクもあります。
締切前々日に催促のメールを部下に送っていたら、部下の自主性を育てるというより、指示で促すことになってしまいます。
リーダーが学ぶべき事を学ぶべきときに確実に学べることが重要です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.169~p.170)
【引用おわり】
リーダーは部下に対する指示より、好子などの提示を多くするようにした方がいい。要は、先行事象といった指示などを多く用いるより、後続事象である褒めるなどの好子を多く用いることである。1対4ぐらいの比率で後続事象を多く用いるのが目途である。
0 件のコメント:
コメントを投稿