管理職のリーダーシップによって、部下たちの日常業務の行動指標が向上した。それには、上司の適切な行動に対する賞賛などが行われたからである。こうしたフィードバックが行われるようなコンサルテーションが実施されたのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第336回目の引用である。
【引用はじめ】
管理職のためのリーダシップコーチングを行いました。改革チームが最終決定した指標にもとづいて部下の行動を強化する練習をしたのです。
これも数時間の研修中のロールプレイでは終わらずに、実際の日常業務において、上司が部下を、経営指標や行動指標にもとづいて賞賛するところまでをフォローアップしました。
こうしたコンサルテーションによって、コールセンターの業績に直結する標的行動に関するフィードバックが、常に実施されるようになったのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.173~p.174)
【引用おわり】
リーダーシップが適切に用いられるようなコンサルテーションが、日常業務においても実施される工夫がなされた。研修で学んだだけで終わりとしない方法である。日常業務で部下に対して、どのように上司は対応するか。常にその行動のあり方を重視するのだ。
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