社長さんは部下たちに、新規顧客の開拓にとって何をすべきか具体的な行動を考えてもらうようにした。そうした内容について、島宗リーダー本による第316回目の引用である。
【引用はじめ】
社長さんは部下たちに、顧客になってくれる人たちの立場に立った改善案をつくるように要請しました。
ベースラインでは、部下たちは自分たちがいいと思うDMを考えていました。それを、潜在的な顧客が見たときに、読んでくれたり、捨てずに取っておいてくれたり、URLからホームページにアクセスしてくれたり、電話をかけて問いあわせてくれたりといった、顧客の具体的な行動に着目し、その行動を増やすためにはどんな工夫が必要か考えるように社長さんは指示したのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.164)
【引用おわり】
顧客が求めるものは何か、そのためにどんな行動をすべきか、それが徹底する随伴性を整備するのである。そうなれば、必然的に新規顧客を増やせる。
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