研修を受けたら、それが職場ですぐ活用できるかというとそうはいかない。座学による研修だけでは、行動を変えることには限りがある。そうした内容について、島宗リーダー本による第308回目の引用である。
【引用はじめ】
本を読み、研修を受けて、「これだ!」と確信したけれど、いざ職場で取り入れようとしても何をしていいかわからないから、やってみたけどうまくいかなかったという例が多い。
これは「研修の罠」といったものです。座学のみの研修では行動は変わりません。リーダーや社員の行動を変え、会社の業績を上げるまでかかわれる研修こそ本物の研修です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.160~p.161)
【引用おわり】
研修の成果を上げるためには、行動を変えることができる随伴性を整えなければならない。そこまでやることができて、はじめて研修を受けた意義がある。座学のみで満足していては、行動を変えるまではいたらない。
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