会社にとって業績を向上するために、リーダーシップをどのように発揮すればよいか。行動型リーダーシップを活用すると、うまくいく。そのためには、IMPACTモデルが役に立つ。そうした内容について、島宗リーダー本による第309回目の引用である。
【引用はじめ】
業績の向上を生み出すためのリーダーシップのあり方について、PBL(Performance Based Leadership)行動型リーダーシップという方法論があります。IMPACTモデルを用います。それが、次のとおりです。
- IはIdentify 業績向上にとって重要な目標を選び、決める段階
- MはMeasure 業績向上にとって重要な目標を測定する段階
- PはPinpoint Iで選んだ目標を達成したり、指標を改善する具体的な標的行動の選択
- AはActivate 標的行動を引き起こす先行事象の整備
- CはConsequence 標的行動を強化する後続事象の整備
- TはTransfer 標的行動が他の場面で応用されたり、維持・継続されるように、随伴性の整備
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.161)
【引用おわり】
IMPACTモデルを段階を踏んでていねいに実施していくことが大事だ。業績向上に直結する目標を選び、それがどのような状況かを測定して実情を明らかにする。達成すべき行動を明確にし、その行動を引き起こしやすい状況を整備する。さらに、その行動がうまくいったらその直後に強化されるようにするのだ。そして、その行動がどんな状況でも自発できるようする。
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