会社にとって多くの課題を解決し、より良い事業を展開するためにコンサルティング会社に相談する。その場合、どういう観点が必要か。
そうした内容について、島宗リーダー本による第333回目の引用である。
【引用はじめ】
コンサルティング会社を活用するにしても、依頼する会社のサービスに合ったものにしてもらう必要があります。顧客企業の業績向上につながる行動を焦点化することと、その行動が実行され、維持されるように、強化の随伴性を整えるところがなければなりません。
単なる研修やコーチングを提供するだけでサービスを完結するコンサルティング会社ではうまくいかないことが多いのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.172~p.173)
【引用おわり】
コンサルティング会社は、顧客となる企業の現状と課題を行動レベルで把握する。そうすることで、業績が向上できる行動の実行とその維持を提供するのである。それが定量的に明確にならなければコンサルティング会社が責任を果たしたことにはならない。
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