「わかっちゃいるけど、やめられない」という歌がある。個人にとっても、企業などにおいても、頭ではわかっても、その通りにできないことが多いのだ。それをなんとかしたいという思いは強い。そうした内容について、島宗リーダー本による第329回目の引用である。
【引用はじめ】
小さなプロジェクトで成功を収めたら、より大規模なプロジェクトに取り組みたくなるかもしれません。ポジィティブな行動マネジメントを企業に導入すると、知識と行動のギャップに悩まされることもあります。
知識と行動のギャップは、企業経営では永遠の問題です。こうしたギャップを埋めるのも行動支援の得意とするところです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.171)
【引用おわり】
思いどおりにはいかない。その悩みは大きい。どうすればいいか。「知識と行動のギャップ」をなんとかしたい。そのためには、ポジィティブな行動マネジメントを活用するのがいい。課題分析によって、明確な目標を設定して、どのような随伴性を整備すればよいか明らかにする。そして、どのように行動頻度が変化(増加・減少・変化なし)するかを定量的に把握するのである。そうした行動支援によって、知識と行動の橋渡しをすることでギャップの解消を図るのである。
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