今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月31日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)も 雪降(ゆきふ)りになりました。
雪(ゆき)かきしないとねえ。
今日(きょう)は 1月 最後(さいご)の日です。
あっという間(ま)に 1月も終(お)わり。
1か月が 過(す)ぎました。
明日(あす)からは 2月。
2月は 如月(きさらぎ)と言(い)います。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月31日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)も 雪降(ゆきふ)りになりました。
雪(ゆき)かきしないとねえ。
今日(きょう)は 1月 最後(さいご)の日です。
あっという間(ま)に 1月も終(お)わり。
1か月が 過(す)ぎました。
明日(あす)からは 2月。
2月は 如月(きさらぎ)と言(い)います。
爪噛みの癖をなくすために、いろんな工夫をした。ABC分析、行動記録などである。こうしたパフォーマンス・マネジメントによる自己管理が役立つことがわかった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第61回目の引用である。
【引用はじめ】
新しい方法を試すと必ず数週間は爪を噛まなくてすむ。A夫にも、自分の癖をある程度はコントロールできるという自信がついた。うまくいかないときは、その理由をABC分析から推定できるという自信も、それから、自分の行動を記録して実験してみることの楽しさにもはまってしまった。
自分に自信を持つと自己管理がうまくいくわけではない。そう考えると「自己管理がうまくいかないのは自分に自信がないからだ」と個人攻撃の罠にはまってしまう。真実はどうやら逆のようである。自己管理がうまく行くと自信は後からついてくる。そして自己管理を成功させるためにはパフォーマンス・マネジメントが役立つ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.29~p.30)
【引用おわり】
ねらい通りのことができないと、自信をなくし、個人攻撃の罠にはまってしまう。パフォーマンス・マネジメントにより、自己管理に努め、問題解決を図るのである。それにより、うまくいくことで、自信がつくのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月30日 木曜日(もくようび)。
昨日(きのう)の雪(ゆき)は 重(おも)たかった。
水分(すいぶん)がいっぱいの 雪(ゆき)でした。
雪(ゆき)かきも 大変(たいへん)でした。
今日(きょう)は こまかい雪(ゆき)が ずっと降(ふ)っています。
あっという間(ま)の 雪景色(ゆきげしき)です。
A夫にとって、爪噛みする癖を減らすための試みをさまざま行っている。その試みがうまくいかないと、別な方法をやってみる。その方法を工夫するのが楽しみになっている。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第60回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫は、それほど素晴らしい成果を上げていない。習慣逆転法(問題行動とは同時に起こりえない、両立しない行動を分化強化すること)は三週間成功したが、年度末で仕事が忙しくなったとき、ついついまた爪を噛んでしまった。こういう時は、一度噛み始めると止まらなくなる。それでも個人攻撃の罠には陥らずに、次々と新しい方法を試している。今は、手首に輪ゴムを巻いて爪を噛むたびに輪ゴムをはじくという輪ゴム療法を試している。
新しい方法を試すと必ず数週間は爪を噛まなくてすむ。A夫にも、自分の癖をある程度はコントロールできるという自信がついた。うまくいかないときは、その理由をABC分析から推定できるという自信も、それから、自分の行動を記録して実験してみることの楽しさにもはまってしまった。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.29)
【引用おわり】
爪噛みする癖には、習慣逆転法を試みた。爪噛みしたら手を握りしめるやり方だ。それは効果が長続きしなかった。それで新しいやり方を導入した。輪ゴムで爪噛みしたら手をはじくといったやり方である。嫌子出現による弱化だ。輪ゴム療法と称している。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月29日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 昔(むかし)の暦(こよみ)では 正月(しょがつ)にあたる日です。
中国(ちゅうごく)では 春節(しゅんせつ)といって盛大(せいだい)にお祝(いわ)いする
日です。
春節(しゅせつ)の前日(ぜんじつ)の 大(おお)みそかには 水餃子(すいぎょうざ)を
食(た)べる習慣(しゅうかん)があります。
いつの間にか爪噛みしてしまう。その癖をなおしたい。それで、習慣逆転法という方法を取り入れてやってみた。うまくいった期間もあったが、それが長続きしなかった。それで新たな試みをやっている。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第59回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫は、それほど素晴らしい成果を上げていない。習慣逆転法(問題行動とは同時に起こりえない、両立しない行動を分化強化すること)は三週間成功したが、年度末で仕事が忙しくなったとき、ついついまた爪を噛んでしまった。こういう時は、一度噛み始めると止まらなくなる。それでも個人攻撃の罠には陥らずに、次々と新しい方法を試している。今は、手首に輪ゴムを巻いて爪を噛むたびに輪ゴムをはじくという輪ゴム療法を試している。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.29)
【引用おわり】
爪噛みの癖を減らすために、習慣逆転法を用いた。まずは、爪を噛んでいることに気づいたら、すぐに止め、噛んだ方の手を握りしめ、頭上に腕を伸ばして3分間保持するのだ。しかし、うまくいったのは、3週間。その後は、仕事にかまけて習慣逆転法を用いなくなった。そうすると、爪噛みが無意識にやっていた。それで、習慣逆転法でも別な輪ゴム療法を取り入れている。爪噛んだら、手首に巻いた輪ゴムをはじく。嫌子出現による弱化である。この結果はどうだったか。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月28日 火曜日(かようび)。
元(もと)スマップの 中居正広(なかいまさひろ)さんの問題(もんだい)で フジテレビが
会見(かいけん)をしました。
夕方(ゆうがた)4時(じ)から 夜中(よなか)の2時(じ)過(す)ぎまで 10時間(じかん)
以上(いじょう)の 記者会見(きしゃかいけん)です。
それも CМ(しーえむ)も いっさい入(はい)らない 中継(ちゅうけい)でした。
私(わたし)も ちょっと見(み)ました。
フジテレビの人(ひと)たちも 言(い)えることと 言(い)えないことはあるだろうなあ。
体重増加を気にしていたB子は、運動することが初めなかなか続かなかった。パフォーマンス・マネジメントの工夫によって、運動そのものが楽しくなり、今ではアスレチッククラブに通って汗を流すまでなった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第58回目の引用である。
【引用はじめ】
B子は、パフォーマンス・マネジメントでジョギングや腕立て、腹筋を続けるうちに、派生の原理が働いて、体を動かしたり、汗をかいたり、筋肉がはることが好子になってしまった。運動すること自体が好きになってしまったのだ。そこでB子は、近所のアスレチッククラブに入会した。今では記録もつけていない。その必要がないからだ。B子は自分の体重は自分でコントロールできるという自信を身につけた。とてもハッピーである。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.29)
【引用おわり】
B子にとって、運動することによって、体を動かすことが快感になった。汗かくのも気持ちがいい。筋肉がはるのもやりがいを感じた。そうした運動の心地よさを味わうために、アスレチッククラブにも入会した。理想の体重を維持できるようになったのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月27日 月曜日(げつようび)。
昨日(きのう)は 山形知事選挙(やまがたちじせんきょ)が ありました。
吉村美栄子知事(よしむらみえこちじ)が 当選(とうせん)しました。
5回目(かいめ)の 当選(とうせん)です。
今回(こんかい)の 投票率(とうひょうりつ)は 40パーセントと 過去最低(かこさいてい)
でした。
みなさんは 選挙(せんきょ)しましたか。
体重を減らそうと思って、運動をする。しかし、なかなか続かない。だから、体重も減らない。どうするといいか。ますば、ABC分析だ。先行条件と行動と結果の関係がどうなっているか明らかにするのである。特に、行動の直後の結果がどうなっているかが重要だ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第57回目の引用である。
【引用はじめ】
仕事から疲れて帰ってきてから運動すると、より疲れる。時間差のない強力な弱化だ。それに一回ジョギングしても体重が目に見えて減るわけでもない。 "継続は力なり" というが、継続しないと現れない結果は、残念ながらは、行動を強化しない。現代人のほとんどが運動不足であるという問題は、こうしたABC分析からすれば納得がいく。
行動を記録したり、目標の達成を祝ったり、自分で自分にご褒美をあげたり、恋人と話す機会を設けるというのは、すべて行動を強化するための好子である。パフォーマンス・マネジメントは、先行条件(A)と結果(C)を工夫して、行動(B)を支援する。行動随伴性を分析して、自分の目標を達成するために改善するというのは人間にしかできない技である。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28~p.29)
【引用おわり】
運動したいんだが、仕事した後では疲れていてやる気がしない。それをなんとかしようと工夫する。記録をグラフ化してみる。運動した後はケーキを食べて強化する。恋人に電話して褒めてもらう。運動する頻度が高まる好子が出現できるようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月26日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「モンチッチの日」です。
1974年(昭和しょうわ49年)1月26日が 「モンチッチ」の
誕生日(たんじょうび)です。
世界中(せかいじゅう)で 愛(あい)されている モンチッチです。
みなさんも このマスコットキャラクター 持(も)っているんじゃないですか。
体重を減らしたい。でも、なかなか運動することが続かない。仕事終わりの帰宅後は疲れていて、運動する気になれない。なぜそうなるんだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第56回目の引用である。
【引用はじめ】
体重を減らすという達成目標をかなえるには、毎日の運動量を増やすことだ。仕事から疲れて帰ってきてから運動すると、より疲れる。時間差のない強力な弱化だ。それに一回ジョギングしても体重が目に見えて減るわけでもない。 "継続は力なり" というが、継続しないと現れない結果は、残念ながらは、行動を強化しない。現代人のほとんどが運動不足であるという問題は、こうしたABC分析からすれば納得がいく。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28)
【引用おわり】
ジョギングしたからといって、即座に体重減ることはない。ジョギングを何回も繰り返してはじめて体重は減っていく。ジョギングと体重が減ることには、時間差があるため、ジョギングは弱化することになる。すなわち、ジョギングをしなくなるのである。ジョギングするためにその直後の好子による強化が必要だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月25日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「日本(にほん)最低気温(さいていきおん)の日」です。
北海道旭川市(ほっかいどうあさひかわし)で マイナス41.0度(ど)を
記録(きろく)しました。
1902年(明治めいじ35年)1月25日に 日本(にほん)の
最低気温(さいていきおん)が 記録されました。
世界(せかい)の 最低気温(さいていきおん)は マイナス93.2度(ど)です。
2010年(平成へいせい22年)8月10日 南極(なんきょく)で 記録(きろく)
しました。
それにしても 今日(きょう)の 山形(やまがた)は 青空(あおぞら)がのぞく
穏(おだ)やかな 天気(てんき)になりました。
「ケーキを食べる」と、その人は「美味しい」と感じるのだが、「体重増加」が気になる。「だめだなぁ」と "自責の念" に駆られたりする。なぜ、そうした結果が生ずるのだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第55回目の引用である。
【引用はじめ】
ケーキや甘いお菓子を食べてしまう時には、もちろん、強力な強化の原理が働いている。一般に、行動(B)と結果(C)の間の時間差が短いほど、強化の原理は強く働く。ケーキ一口、口に入れると、瞬時に甘さが広がる。抜群の好子だ。そして強化の原理が働く。
ところが、一口のケーキでは体重の増加には影響しない。二口でもたいして変わらない。でも、一、二週間ケーキを食べ続けると、体重計に乗るのが怖くなってくる。確かに嫌子だ。でも、この結果には時間差があり過ぎる。だから弱化の原理が働かない。
ケーキを食べながら "自責の念" に駆られている人の行動を分析してみよう。一口食べるごとに「だめだなぁ」とため息をついているかもしれない。これでもし食べるのを止めることができたら、「だめだなぁ」は嫌子として働いていることになる。たいていは食べ続けてしまう。つまり、「だめだなぁ」はケーキを食べる行動を弱化するのに十分な嫌子ではないことになる。繰り返すが、これは "意志" が弱いせいではない。あくまで十分な嫌子でなく、反対に、強力な強化の行動随伴性があるせいだ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28)
【引用おわり】
「ケーキを食べる」行動でも、その結果にはいろんなものが生ずる。どんな行動随伴性があるか、ABC分析によって明らかになる。どんな好子があるか、あるいは嫌子があるかが分かる。それによって、ケーキを食べる行動は強化されるのか、消去されるのか、弱化されるのかが明確になる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月24日 金曜日(きんようび)。
だんだんと 日(ひ)の出(で)も 早(はや)くなってきています。
今日(きょう)は 6時50分が 日(ひ)の出(で)でした。
1月1日は 6時55分が 日(ひ)の出(で)でした。
5分(ふん) 日(ひ)の出(で)が 遅(おそ)かった。
それでも なんだが 気分(きぶん)がいいです。
2月1日になると 6時43分です。
3月1日になると 6時10分が 日(ひ)の出(で)になります。
ケーキを食べると、すぐ甘さを感じることができる。とても美味しい。また、食べたくなる。行動と結果には、ほとんど時間差がない。これが強化の原理である。行動の制御は時間の要素が大きいのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第54回目の引用である。
【引用はじめ】
ケーキや甘いお菓子を食べてしまう時には、もちろん、強力な強化の原理が働いている。一般に、行動(B)と結果(C)の間の時間差が短いほど、強化の原理は強く働く。ケーキ一口、口に入れると、瞬時に甘さが広がる。抜群の好子だ。そして強化の原理が働く。
ところが、一口のケーキでは体重の増加には影響しない。二口でもたいして変わらない。でも、一、二週間ケーキを食べ続けると、体重計に乗るのが怖くなってくる。確かに嫌子だ。でも、この結果には時間差があり過ぎる。だから弱化の原理が働かない。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28)
【引用おわり】
ケーキを食べると、その結果はどうなるか。ABC分析が明らかにしてくれる。「美味しい」は瞬時に感じる。強化されるので、またケーキを食べたくなるのだ。「体重の増加」が気になる。でも、すぐ体重が増えるわけでない。ケーキを食べることにはほとんど影響することない。「だめだなぁ」と思ってたりするのは、個人攻撃の罠と言っていい。問題解決につながることはない。ケーキを食べることを制御するには、どんな方法がいいか、さらなるABC分析が必要だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月23日 木曜日(もくようび)。
朝方(あさがた)から ずっと濃霧(のうむ)におおわれています。
いつになったら 霧(きり)が 晴(は)れるのかなあ。
見通(みとお)し 良(よ)くない。
車(くるま)の 運転(うんてん)も 気(き)をつけないと。
ライトを付(つ)けて 運転(うんてん)しないと。
送迎(そうげい)にも 運転士(うんてんし)さんたちは とても 気(き)をつかって
くれてます。
ケーキを食べると、どんな結果になるか。体重を気にしている人が、ABC分析してみた。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第53回目の引用である。
【引用はじめ】
自分の行動の管理が問題になったら、まずはその行動についてABC分析してみよう。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28)
【引用おわり】
ケーキを食べると「美味しい」。強化される。1個ぐらいケーキ食べても、すぐ体重が増えるわけでない。ただ、体重が増えるのを気にしている人にとっては、ケーキ食べたら、ダメだなあとつい思ってしまう。ケーキを食べるにしても、多様な結果があることが分かる。そのことから、行動を管理するには、ABC分析は重要である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月22日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「カレーライスの日」です。
1982年(昭和しょうわ57年)1月22日 学校給食(がっこうきゅうしょく)に
カレーライスが 出(だ)されました。
小中学生(しょうちゅうがくせい) 800万人(まんにん)が 食(た)べました。
カレーライスは 国民食(こくみんしょく)と 言(い)われるほど
日本人(にほんじん)が 大好(だいす)きな 食(た)べものです。
私(わたし)は カツカレーが 大好(だいす)きです。
自分の行動がうまくいかないと、「意志が弱い」なあと思ってしまう。ついつい「個人攻撃の罠」にはまってしまう。これじゃー、愚痴っているだけ。問題解決にならない。なんとかしなくちゃ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第52回目の引用である。
【引用はじめ】
自分の行動を自分で管理するのは難しい。゛自分の "意志" も影響する。「やせたい」と思うのは行動だし、それが先行条件として働いてケーキを半分しか食べないこともある。嫌煙家の友人の前では遠慮してタバコを吸わないかもしれない。でも "意志" の影響は、通常、行動随伴性のごく一部でしかない。だから自分の意志によって、自分の行動を完璧に管理できないのは、むしろ当然だ。それを知らないと「自分は意志の弱い人間だ」と個人攻撃の罠にはまってしまう。
自分の行動の管理が問題になったら、まずはその行動についてABC分析してみよう。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.27~p.28)
【引用おわり】
自分の行動に問題があったら、何をしたらいいか。まずは、ABC分析だ。ABC分析とは、A(先行条件)→B(行動)→C(結果)に分けて表示するやり方だ。行動の直前、直後にどんな状況になっているかを明示することである。
今日は 令和7年1月21日 火曜日。
山形県内の 積雪量も今がピークなのだろうか。
昨年に 比べて あきらかに多い。
肘折は2メートル 大井沢は1メートル70センチ 小国は1メートル10センチ
米沢は60センチ 新庄は50センチ 山形は10センチ 酒田は0センチ。
これから 雪は もっと降るだろうなあ。
なにかうまくいかないと、自分は意志が弱いからなあと言ってしまいがち。行動を左右するのは、意志のせいではない。行動とその直後の環境関係が一番重要なことだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第51回目の引用である。
【引用はじめ】
自分の行動を自分で管理するのは難しい。その問題は「自分の行動は自分の意志によるものだ」という迷信にあるのかもしれない。強化の原理や弱化の原理から分かるように、行動は環境との関係、すなわち行動随伴性によって引き起こされたり、抑えられたりする。意志の力によってではない。
もちろん "意志" も影響する。「やせたい」と思うのは行動だし、それが先行条件として働いてケーキを半分しか食べないこともあるだろう。嫌煙家の友人の前では遠慮してタバコを吸わないかもしれない。でも "意志" の影響は、通常、行動随伴性のごく一部でしかない。だから自分の意志によって、自分の行動を完璧に管理できないのは、むしろ当然なのだ。それを知らないと「自分は意志の弱い人間だ」と個人攻撃の罠にはまってしまう。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.27~p.28)
【引用おわり】
あれもできないこれもできないと、自分の意志の弱さがなせるわざと思ってしまう。反省が良くなる方向になればいいが、大抵うまくいかない。個人攻撃の罠にはまってなおさらドツボにはまってしまう。堂々巡りでうまくいかない。まずは、行動直後の状況を明らかにすることから始めるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月20日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「大寒(だいかん)」です。
一番(いちばん) 寒(さむ)い時期(じき)です。
今日(きょう)の 山形(やまがた)は 比較的(ひかくてき) 暖(あたた)かいです。
最高気温(さいこうきおん)は 6度(ど)です。
弱(よわ)い 雨(あめ)になりそうです。
自分の行動が思いどおりにいかない。そのことに対する悩みは大きい。自分は意志が弱いからだとつい思ってしまう。問題を意志のせいにしてしまうのである。それが誤りだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第50回目の引用である。
【引用はじめ】
自分の行動を自分で管理するのは難しい。ケーキやタバコのような強力な好子があったり、癖のように行動が自動化していたり、対人関係で、たとえばすぐに皮肉を言ってしまうように、これまでの人生でずっと強化され、行動レパートリーになってしまっている場合には特にそうである。
しかし、そもそもの問題は「自分の行動は自分の意志によるものだ」という迷信にあるのかもしれない。これは迷信である。強化の原理や弱化の原理から分かるように、行動は環境との関係、すなわち行動随伴性によって引き起こされたり、抑えられたりする。意志の力によってではない。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.27)
【引用おわり】
自分の行動の問題を意志のせいにしても問題は遠のくばかり。そうした解釈に終始しないで、問題行動とそこに伴う環境変化に着目することが大事。行動の直後に何があるかを探るのである。行動とその直後の環境により、行動が変わることを明らかにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月19日 日曜日(にちようび)。
日本(にほん)は 地震大国(じしんたいこく)です。
30年前(ねんまえ) 1.17の阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)が
ありました。
高速道路(こうそくどうろ)の 支柱(しちゅう)が 折(お)れ曲(ま)がった映像(えいぞう)
をみて びっくりしました。
14年前(ねんまえ) 3.11の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)がありました。
津波(つなみ)で 15000人(にん)が 亡(な)くなりました。
1年前(ねんまえ) 1.1の能登半島地震(のとはんとうじしん)がありました。
地盤(じばん)が 3メートルも 盛(も)り上(あ)がったところがあります。
次(つぎ)は 南海(なんかい)トラフ地震(じしん)の 危険(きけん)があると
言(い)われています。
山形(やまがた)だって いつ大地震(だいじしん)があっても 不思議(ふしぎ)では
ありません。
A夫は爪噛み止める、B子はジョギングをするといった行動目標ができるようにするため、記録とってみた。しかし、それだけではしばらくするとうまくいかなかった。そこで別な随伴性をやってみた。「行動作戦2.0」である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第49回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫は、爪を噛んでいることに気づいたら、すぐに止め、噛んだ方の手を握りしめ、頭上に腕を伸ばして3分間保持するのだ。やってみると結構疲れるし、何より周りに人がいたらものすごく恥ずかしい。
B子の場合、毎日好きなお菓子を一個だけ食べてよいことにした。その代わり、運動した後だけである。運動をサボったらお菓子もなしだ。そして毎晩A夫の携帯に電話して、その日の成果を報告することにした。
この第二段階の作戦はたちまち効果を発揮して、A夫の爪は再び伸び始め、B子の体重は減っていった二人は毎晩電話でお互いの成功をお祝いした。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.27)
【引用おわり】
「行動作戦2.0」は、A夫の爪噛みしたら手を握りしめるなどした。B子のジョギングしたらお菓子食べた。互いに成功を褒めあった。こうした、行動直後の随伴性が功を奏してうまくいったのである。めでたしめでたしである。そんな簡単に行動は変わるものかと疑問を呈するかもしれない。まずはやってみないとわからない。論より証拠だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月18日 土曜日(どようび)。
1657年(明暦めいれき3年)1月18日 江戸(えど)で 大火事(おおかじ)が
発生(はっせい)しました。
「明暦(めいれき)の大火(たいか)」「振袖火事(ふりそでかじ)」などと
呼(よ)ばれています。
死者(ししゃ)は 10万人(まんにん)。
江戸城天守閣(えどじょうてんしゅかく) 大名屋敷(だいみょうやしき)など
江戸中(えどじゅう)を 焼(や)き尽(つ)くす 大火事(おおかじ)でした。
振袖(ふりそで)に火(ひ)が付(つ)き 突然(とつぜん)の強風(きょうふう)で 火(ひ)が
広(ひろ)がったと 言(い)い伝(つた)えがあります。
米国(べいこく)カリフォルニア州(しゅう)ロサンゼルスでは 山火事(やまかじ)が
1週間(しゅうかん)以上(いじょう) 続(つづ)いています。
24人(にん)が 亡(な)くなって 10万人(まんにん)の 人(ひと)たちが 避難(ひなん)
しています。
行動目標が最初のうちはなんとかできていた。しかし、三週間もすると、行動目標ができなくなっている。なんで、できなくなったのだろうとA夫もB子も悩む。ダメだなあと思ってしまう。ついつい自己嫌悪に陥ってしまう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第48回目の引用である。
【引用はじめ】
記録をつけて、三週目、会社の仕事が忙しくなって、夜の10時過ぎまで残業していたA夫は、パソコンで書類を作成しながら爪を噛んでいる自分に気がついた。「や、やばい」と思いながらも、自分で自分の行動を止められず、あっという間にせっかく伸びていた爪をほとんど噛みきってしまった。おなじみの自己嫌悪である。B子の方も、会社から疲れて帰ってから公園までジョギングに行く気にならず、お風呂から上がるとテレビを見ながらお菓子を食べてしまっていた。これまた自己嫌悪に陥りながら。
行動記録をつけるだけでは、効果が長続きしないようだ。意志が弱いからなんて思ってしまうが。グラフで目標達成を見るという好子による強化は、仕事のイライラを解消する強化とか、疲れているときに運動するといった弱化よりも弱いということだ。
記録をつけるだけじゃなくて、もう少し強力な好子や嫌子も使わなくちゃならないのかもしれない。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.26~p.27)
【引用おわり】
A夫は「爪先の白い部分がある」、B子は「ジョギング15分など」が行動目標であった。その行動記録を付けていたのだが、それだけでは行動目標ができるようにならなくなってしまった。記録のみでは、好子としての効果は不十分だった。より好子としての機能が高められものが必要だ。どんな好子を準備すべきなのか。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月17日 金曜日(きんようび)。
「笹野観音(ささのかんのん)十七堂(じゅうななどう)まつり」という 伝統(でんとう)
の祭(まつ)りが 行(おこな)われました。
米沢市(よねざわし)にあるお堂(どう)です。
山伏(やまぶし)が 護摩壇(ごまだん)と 呼(よ)ばれる 火(ひ)のついたところを
火渡(ひわた)りする 荒行(あらぎょう)を 行(おこな)うのです。
参拝者(さんぱいしゃ)も 炎(ほのう)の 残(のこ)る 護摩壇(ごまだん)を
渡(わた)るのです。
家内安全(かないあんぜん) 無病息災(むびようそくさい)を 祈(いの)って。
行動目標が最初はうまくいっていたのだが、時間が経つうちにだんだんとうまくいかなくなった。いろんな仕事が重なって、決めたどおりの行動目標ができなくなってきた。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第47回目の引用である。
【引用はじめ】
記録をつけ始めて最初の二週間は、目新しさも手伝って、A夫の爪噛みは減り、B子はほとんど毎日欠かさずジョギングと腕立て、腹筋を続けた。B子の体重は減り、A夫の爪はきれいに伸びていった。二人は会うたびに、目標達成を祝った。
ところが、三週目、会社の仕事が忙しくなって、残業が続いた頃から、だんだん雲行きが怪しくなってきた。ある晩、夜の10時過ぎまで残業していたA夫は、パソコンで書類を作成しながら爪を噛んでいる自分に気がついた。「や、やばい」と思いながらも、自分で自分の行動を止められず、あっという間にせっかく伸びていた爪をほとんど噛みきってしまった。おなじみの自己嫌悪である。B子の方も、会社から疲れて帰ってから公園までジョギングに行く気にならず、お風呂から上がるとテレビを見ながらお菓子を食べてしまっていた。これまた自己嫌悪に陥りながら。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.26)
【引用おわり】
行動目標が守れなくなると、自己嫌悪に陥りがち。なんて、できないんだろうと思ってしまう。意志が弱いからかなあ。どうすればいいんだろう。悩みは尽きない。こんな事では堂々巡りで何の解決にもならない。どうすれば、問題解決を図れるか。行動目標が確実に達成する計画が必要なのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月16日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「やぶ入(い)り」です。
「やぶ入(い)り」って 聞(き)いたことありますか。
昔(むかし) 奉公(ほうこう)していた人(ひと)たちが 休暇(きゅうか)もらって
実家(じっか)に 帰(かえ)ることができた日のことです。
一年間(いちねんかん)に 1月16日と 7月16日の 二日(ふつか)しか休(やす)みは
もらえなかった。
たったの 二日(ふつか)の休暇(きゅうか)のうちの 一日(いちにち)が 1月16日の
休(やす)みだったのです。
今(いま)は 週(しゅう)に二日(ふつか)の休(やす)みがあります。
昔(むかし)は 一年間(いちねんかん)で 二日(ふつか)だけしか休(やす)みが
なかったのです。
行動目標がはっきりすると、すべきことがやりやすい。 "爪噛み" を減らす、 "毎日、ジョギングを15分" などだ。うまくいったら、記録もつけた。二週間は目標どおりすることができたのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第46回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫の行動目標は "爪噛み" を減らすことと簡単に決まった。B子は体重を減らすことだが、そのために "甘い物を食べる" のを減らさなくてはいけないと思い込み、でもそれはあまりに彼女の人生をつまらないものとするので悩んでいた。結局、運動不足も問題だからということで、 "毎日、ジョギングを15分、腕立て伏せを20回、腹筋を20回する" というように、運動を行動目標にすることにした。行動目標に関しては、記録を毎日つけてグラフを描くことにした。
記録をつけ始めて最初の二週間は、目新しさも手伝って、A夫の爪噛みは減り、B子はほとんど毎日欠かさずジョギングと腕立て、腹筋を続けた。B子の体重は減り、A夫の爪はきれいに伸びていった。二人は会うたびに、目標達成を祝った。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.26)
【引用おわり】
A夫もB子も行動目標どおりうまくやることができた。二週間は行動目標がしっかりできて万万歳である。そのあともうまくいったか。続けることができたか。そこもしっかりみていく必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月15日 水曜日(すいようび)。
1月1日は 「大正月(おおしょうがつ)」に対(たい)して 1月15日は
「小正月(こしょうがつ)」といいます。
「小正月(こしょうがつ)」までが 「松(まつ)の内(うち)」です。
門松(かどまつ)を 飾(かざ)る期間(きかん)です。
昔(むかし)は 「元服(げんぷく)の儀(ぎ)」を この「小正月(こしょうがつ)」に
行(おこな)っていました。
それで 1月15日が 「成人(せいじん)の日」でした。
今年(ことし)の 「成人(せいじん)の日」は 1月13日でした。
達成目標が決まったら、その目標を実現するための行動目標が必要だ。体重を減らすといっても、それが達成する行動はどうあるべきかを明らかにしなければならない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第45回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫とB子は、まず、達成目標と行動目標を決めることにした。達成目標とは、最終的に何を達成したいかという目標、行動目標は達成目標のためにすべき、あるいはすべきでない行動に関する目標である。A夫は達成目標を "すべての指の爪の先に、噛み後のない白い部分が2ミリ以上あること" とし、B子は "体重X㎏" とした。
さて、A夫の行動目標は "爪噛み" を減らすことと簡単に決まった。B子は体重を減らすことだが、そのために "甘い物を食べる" のを減らさなくてはいけないと思い込み、でもそれはあまりに彼女の人生をつまらないものとするので悩んでいた。結局、運動不足も問題だからということで、 "毎日、ジョギングを15分、腕立て伏せを20回、腹筋を20回する" というように、運動を行動目標にすることにした。行動目標に関しては、記録を毎日つけてグラフを描くことにした。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.25~p.26)
【引用おわり】
達成目標は比較的簡単に決めることができる。それをどのように達成するかが難しい。そのための行動目標だ。そして、行動目標がどのように変化しているか、グラフ化して明らかにすることが重要だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月14日 火曜日(かようび)。
大関(おおぜき) 琴桜(ことざくら)は 大相撲(おおずもう) 初場所(はつばしょ)
2日目で 初黒星(はつくろぼし)。
1勝(しょう)1敗(ぱい)になった。
横綱(よこづな)をねらう場所(ばしょ)なので がんばってほしい。
みんなで 応援(おうえん)しよう。
爪かむ癖を直す、体重を減らすなど何とかしたい。明確な目標を決めて、目標が達成できるようにする。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第44回目の引用である。
【引用はじめ】
A夫には爪を噛む癖がある。恥ずかしくしょうがない。大の大人になって自分で自分の行動がどうにもできないのが悲しい。また、友人であるB子は気に入った洋服のサイズが合わず、太ったことをとても気にしていて、大好きなケーキも我慢している。この問題を二人で協力してパフォーマンス・マネジメントで解決できないかと考えた。
二人は、まず、達成目標と行動目標を決めることにした。達成目標とは、最終的に何を達成したいかという目標、行動目標は達成目標のためにすべき、あるいはすべきでない行動に関する目標である。A夫は達成目標を "すべての指の爪の先に、噛み後のない白い部分が2ミリ以上あること" とし、B子は "体重X㎏" とした。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.25)
【引用おわり】
最終目標として、数値による目標を設定した。それが達成すべき目標だ。その目標が達成するまでのプロセスとしての行動目標はいかにすべきか。しっかり検討する必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月13日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「成人(せいじん)の日」です。
「おとなになったことを お祝(いわ)いする」日です。
天童市(てんどうし)などで 「二十歳(はたち)を祝(いわ)う会(かい)」などが
12日に行(おこな)われました。
好子によって、強化するマネジメントを使うと職場も明るくなる。適切な行動に対して、その直後に好子を随伴するやり方である。職場環境が良くなる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第43回目の引用である。
【引用はじめ】
派生の原理は嫌子だけでなく、好子に関しても働く。チェックリストを有効に活用して、人間関係を改善することもできる。新人の目標達成を誉めることだけに集中して人間関係を改善することもできる。主任を避けていた従業員が声をかけるようになった。自分を認めてくる人、話を聞いてくれる人、強化の原理が働いている職場は、派生の原理によって好子化する。嫌子を使った弱化によるマネジメントより、好子を使った強化によるマネジメントの方が有効な理由がある。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.22~p.23)
【引用おわり】
派生の原理は、嫌子にも好子にも働く。嫌子によって行動を弱化するより、より良い行動を好子を使って強化する方がいい。周りにもいい影響があるからである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月12日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「スキー記念日(きねんび)」です。
1911年(明治めいじ44年)1月12日 オーストラリアの軍人(ぐんじん)
テオドール・レルヒが 日本(しほん)の青年将校(せいねんしょうこう)に
スキー指導(しどう)しました。
みんなは スキーをしていますか。
最近(さいきん)は スキーをする機会(きかい)も 減(へ)っています。
工場内の事故が多いので、その防止のために主任は必死だ。事故防止行動を守らないと、従業員は叱られる。それが嫌で、従業員たちは主任を避けるようになっている。だから、職場も暗い雰囲気になっている。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第42回目の引用である。
【引用はじめ】
主任に叱られてばかりいると、 "叱られること" だけでなく、その主任の姿や声までが嫌子になる。職場で怒られてばかりいれば、職場そのものが嫌子になる。主任の目を見て話さないというのは、主任の顔が嫌子になって、顔を見る行動が弱化されてしまった証拠だ。主任が来ると他の作業場所へ逃げるというのは、主任と話をするのが嫌子になって、それを避ける行動が強化されてしまった証拠だ。こうなると職場は暗く惨憺たるものになる。出勤する行動さえ弱化されてしまうかもしれない。会社嫌い症候群だ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.22~p.23)
【引用おわり】
主任から従業員は名前を呼ばれると、顔をそむけてしまう。小言を言われるかもしれないからだ。主任がやってくると、用事もないのに別な作業場所に行く。主任から声をかけるのが嫌だからだ。従業員たちは、事故防止のことで叱られているので、それを聴くのを避けているのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月11日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「鏡開(かがみびら)き」の日です。
正月(しょうがつ)に 神(かみ)だななどに お供(そな)えした鏡(かがみ)もちを
食(た)べる日です。
神様(かみさま)などに感謝(かんしゃ)して 無病息災(むびょうそくさい)を
祈(いの)って おもちを食(た)べます。
雑煮(ぞうに) お汁粉(しるこ) あんこもちなどかな。
楽(たの)しみです。
工場内の主任が事故防止のため、従業員に対してうまくいかないと、叱ってしまう。そのことが悪循環で、従業員たちは主任を避けるようになっている。それによって、事故防止も思いどおりにいってないのが現状である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第41回目の引用である。
【引用はじめ】
叱ったり、怒鳴ったり、脅したりする、嫌子を使ったマネジメントには、さらに重大な欠点がある。それは、嫌子を使う人、その場所、時間などが、派生の原理によって嫌子化してしまうこと。そして、嫌子を避ける行動が強化されるようになることだ。 主任に叱られてばかりいると、 "叱られること" だけでなく、その主任の姿や声までが嫌子になる。職場で怒られてばかりいれば、職場そのものが嫌子になる。主任の目を見て話さないというのは、主任の顔が嫌子になって、顔を見る行動が弱化されてしまった証拠だ。主任が来ると他の作業場所へ逃げるというのは、主任と話をするのが嫌子になって、それを避ける行動が強化されてしまった証拠だ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.22)
【引用おわり】
主任の叱るといったことでは、従業員たちの安全行動を増やすことにはつながらない。結局、主任が嫌われる結果になってしまっている。主任の言うことさえ、信頼されなくなってしまう。関係性が最悪になっていることに気づくべきなのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月10日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 山形市(やまがたし)中心部(ちゅうしんぶ)で 「初市(はついち)」が
開催(かいさい)されます。
江戸時代(えどじだい)から続く 伝統行事(でんとうぎょうじ)です。
160店(てん)の 露店(ろてん)が 並(なら)びます。
のぞみの家(いえ)も 出店(しゅってん)します。
あいにく 大雪(おおゆき)になりました。
どのぐらいの人出(ひとで)になるか 心配(しんぱい)です。
嫌子によるマネジメントは、あまりお薦めできない。叱られたという事実によって、その人を避けるようになるなどが起こるからだ。叱られた場所や時間なども、嫌子となる可能性もあったりする。要注意である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第40回目の引用である。
【引用はじめ】
「叱られることは嫌子なんだから、とにかく何らかの行動は弱化されていないとおかしいじゃないか!!」という主張もある。そこで、どんな行動が弱化されているか。それは、"叱られる直前にしていた行動すべて"である。今日の昼飯をどこで食べるか考えていたら、それが弱化される。機械の操作を間違えた瞬間だったら、それが弱化される。でも、こんなにタイミングよく叱るのは実は難しい。逆に、たとえば叱られる寸前に頭が痒くて掻いていたら、それが弱化されるかもしれない。最悪、その時に従事していた作業をする行動が弱化されてしまうかもしれない。
叱ったり、怒鳴ったり、脅したりする、嫌子を使ったマネジメントには、さらに重大な欠点がある。それは、嫌子を使う人、その場所、時間などが、派生の原理によって嫌子化してしまうこと。そして、嫌子を避ける行動が強化されるようになることだ。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.21~p.22)
【引用おわり】
「派生の原理」は、行動の直後の好子や嫌子が随伴することによって、そこにあった人・物・状況に影響するのである。要するに、人・物・状況も好子になったり、嫌子になったりする。「派生の原理」に十分留意して、行動の制御にあたる必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月9日 木曜日(もくようび)。
天気予報(てんきよほう)どおり すごい雪降(ゆきふ)りになっています。
なくなりかけていた雪(ゆき)が どっと増(ふ)えています。
明日(あす)まで この雪降(ゆきふ)りは 続(つづ)きます。
雪(ゆき)かきは 雪降(ゆきふ)りが 止(や)んでからやるか。
叱られたり、怒鳴られたりするというのは、嫌子による弱化されることになる。その直前の行動が弱化するのである。嫌子が随伴した直前の行動に影響を与える。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第39回目の引用である。
【引用はじめ】
死人テストという考え方がある。ABC分析をするとき、適切な行動に注目しているかどうかを判断するのに役立つ。死人テストでは『行動とは死人にできないことすべて』と考える。だから、死人にできることなら行動として適切ではない。"マスクをしない" とか "安全靴をはかない"とか "工具を整理整頓しない" のように「~しない」と行動を定義すると、すべて死人の得意技になってしまい、強化の原理も弱化の原理も適用できなくなるのだ。
「叱られることは嫌子なんだから、とにかく何らかの行動は弱化されていないとおかしいじゃないか!!」という主張もある。そこで、どんな行動が弱化されているか。それは、"叱られる直前にしていた行動すべて"である。今日の昼飯をどこで食べるか考えていたら、それが弱化される。機械の操作を間違えた瞬間だったら、それが弱化される。でも、こんなにタイミングよく叱るのは実は難しい。逆に、たとえば叱られる寸前に頭が痒くて掻いていたら、それが弱化されるかもしれない。最悪、その時に従事していた作業をする行動が弱化されてしまうかもしれない。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.21~p.22)
【引用おわり】
嫌子によって、その直前の行動が弱化される。その行動の頻度は減少することになる。叱った、怒鳴ったの直前にはどんな行動をしていたか。その直前の行動は弱化され、減っていくのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月8日 水曜日(すいようび)。
今夜(こんや)から 大雪(おおゆき)の予報(よほう)が出(で)ています。
送迎(そうげい)の車(くるま)も 渋滞(じゅうたい)に まきこまれるかもしれません。
運転士(うんてんし)さんは 安全運転(あんぜんうんてん)で 運行(うんこう)して
くれます。
いつもより 時間(じかん)がかかっても 心配(しんぱい)しなくてもいいです。
大雪(おおゆき)は 10日の 金曜日(きんようび)まで続(つづ)く予報(よほう)です。
マスクをつけないというのは、行動とは言えない。マスクをつけるというのは、行動だ。行動は、強化の原理や弱化の原理など行動の原理が働く。行動でないマスクをつけないのは、行動の原理が働かない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第38回目の引用である。
【引用はじめ】
主任から叱られることは、なぜ弱化として働かないのか。人から叱られること、怒鳴られることは、ほとんどの場合、嫌子として働く、嫌子が出現しているのだから、弱化の原理が働いていないとおかしいというのは理にかなっている。弱化の原理は行動が繰り返して起こらなくなるように働く。
「でも、たとえばマスクをつけていないのを減らしたいんだから、それを叱って弱化すればいいじゃないの?」という考えがある。
ところが、死人テストという考え方がある。ABC分析をするとき、適切な行動に注目しているかどうかを判断するのに役立つ。死人テストでは『行動とは死人にできないことすべて』と考える。だから、死人にできることなら行動として適切ではない。"マスクをしない" とか "安全靴をはかない"とか "工具を整理整頓しない" のように「~しない」と行動を定義すると、すべて死人の得意技になってしまい、強化の原理も弱化の原理も適用できなくなるのだ。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.21)
【引用おわり】
「~しない」というのは行動ではない。行動とは「~する」である。死人ができることは、行動ではない。行動は死人ができないことだ。だから、マスクしないことは、行動でない。マスクすることが行動なのだから、そのことを強化するにはどうするか考える必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月7日です。
今日(きょう)は 「七草(ななくさ)の日」です。
七草(ななくさ)がゆを食(た)べて 今年(ことし)の 無病息災(むびょうそくさい)を
願(ねが)うのです。
七草(ななくさ)とは セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ
スズシロです。
安全行動を守らせようと「ポスターの掲示」「教訓を話す」「ビデオ見せる」とさまざま試みる。でも、安全行動が守られない。行動する前の先行条件だけでは、安全行動を実行しない。どうすればよいか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第37回目の引用である。
【引用はじめ】
工場内においては、安全のための標語をポスターとして掲示したり、朝礼で教訓を話したり、事故がいかに悲惨であるかビデオを見せたりと、いろいろ試していた。しかし、先行条件(A)を工夫しても行動を変わらないとき、しかも期待されている行動はすでに行動レパートリー(B)として獲得されているなら、改善の余地は結果(C)にあると見てよい。
目標達成ゲームの行動随伴性をABC分析すれば、安全行動を強化することがいかに大切だったかわかるはずだ。目標を達成することも、賞品も、主任から褒められることも、すべて好子として安全行動を強化する。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.21)
【引用おわり】
安全行動を実行したら、その結果がどうなるかに注目することが大切だ。「目標の達成」「賞品もらえる」「褒められる」などだ。こうしたことがあれば、安全行動は実行されることになる。
みなさん、明けましておめでとうございます。年末年始休暇は、9連休と長い休みでゆっくりしすぎたかもしれません。良い正月を過ごすことができたと思います。
さて、新しい年の始まりです。今年の干支(えと)は「己年(みどし)」。へび年です。「己年」生まれの人いますか。己年生まれの人は年男・年女です。
令和7年、2025年です。21世紀になって、四半世紀です。昭和から数えると、昭和100年になります。昭和時代に生まれた人は多いはずです。残りは平成生まれになります。さすがに、令和生まれの人はここにはいません。令和元年の人でも、7歳ですから。
新しい年にあたって、一人ひとり、いい年にしましょう。いい年ってどういう年か。楽しい毎日にすることです。楽しい毎日とは、どういうことか。何と言っても、健康元気が第一です。ヤマザワも「健康元気ヤマザワ」と言っています。
さて、「健康元気(けんこうげんき)」にするには、3つあります。
1つ目、元気にのぞみの家に通うことです。260日ぐらい通園日があります。休まずに通いましょう。
2つ目、毎日の仕事がんばりましょう。部品の組み立て、販売、こんにゃく・しそ巻づくりなどです。不良品がでないよう、ていねいな部品組立ができるようにしましょう。また、こんにゃく・しそ巻きなどはお客さんがおいしいと喜んでくれています。いい商品をつくってお客さんから感謝されています。販売する時もお客さんに明るく元気に挨拶してください。生活介護の人たちも部品組立などにがんばっています。そして、リクレーションなどでもみんな仲良くやりましょう。
さらに、3つ目、友だちと仲よくすることです。
この3つ毎日続くと、楽しい毎日、健康元気になること間違いなしです。いい年になることも間違いありません。毎日のぞみの家に通って、毎日仕事がんばって、毎日友達と仲よくしましょう。ということで、みんな一人ひとりいい毎日、楽しい毎日、いい年にしましょう。
じゃー、これで話は終わります。
事故防止のための安全行動がわかっいても、なかなか身につかない。従業員にとっては、わかってはいる。それでも、やれない。なぜか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第36回目の引用である。
【引用はじめ】
事故を未然に防ぐための安全行動について、何を、いつ、どのようにしなくてはならないかは従業員全員が知っていた。安全行動を怠ったときの重大さも承知だった。それなのに、どうしても安全行動は守られなかったのだろうか? パフォーマンス・マネジメントの重要な指針の一つが次のとおりである。
この指針を忘れてしまうと、口を酸っぱくして言ってもきかないから「わかっていない」「真剣に考えていない」「不真面目だ」等々、個人攻撃の罠にはまりやすくなる。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.20)
【引用おわり】
事故が起きないようにする。怪我しないようにする。非常に大事なことだが、意外とその防止のための安全行動が守られない。マスクをつける、ヘルメットをかぶるなど、ちょっとしたことだが、わずらわしかったりしてついついやらなかったりする。事故なんて滅多に起こらないとの認識もある。そんなこんなで、安全行動が守られず、事故が起きると大騒ぎになったりする。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月5日 日曜日(にちようび)。
青森県(あおもりけん)は すごい雪(ゆき)が 積(つ)もっています。
酸ヶ湯(すかゆ)では 4メートルの雪(ゆき)になっています。
これだけの雪(ゆき)は かつてなかったそうです。
毎日(まいにち) 雪(ゆき)かきで 大変(たいへん)です。
山形(やまがた)は まだそれほどでもないです。
でも これからどうなるかわかりません。
工場内での事故などが起きないよう安全行動を徹底するためパフォーマンス・マネジメントを導入した。目標が達成するように安全行動の記録をつけ、従業員が安全な行動ができていたら、賞品が与えられるよう手立てをとった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第35回目の引用である。
【引用はじめ】
「チェックリスト」による安全行動の記録を折れ線グラフで表した。目標が達成したら、有給休暇を先にとる権利、バイクのガソリン代、ディズニーランドの入場券、自分専用の工具一式などの賞品が与えられる「目標達成ゲーム」が導入された。
そうすると、従業員の安全行動は目に見えて向上した。工場内での事故や怪我も減り、主任が従業員を怒鳴りつけることも少なくなった。パフォーマンス・マネジメントは成功した。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.20)
【引用おわり】
チェックリストによって、安全行動がどうなっているかを折れ線グラフにした。そして、うまくいっていることがわかったら賞品が与えられるようにした。従業員の安全行動への取り組みが変わって、事故や怪我などが減るなど大きな成果があった。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月4日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「世界点字(せかいてんじ)デー」です。
盲人(もうじん)のための文字(もじ)として フランス人のルイ・ブライユが
点字(てんじ)を 発明(はつめい)しました。
1月4日は ブライユの誕生日(たんじょうび)です。
それを 記念(きねん)して1月4日を 「世界点字(せかいてんじ)デー」としました。
全盲(ぜんもう)のブライユは 15歳(さい)のとき 点字(てんじ)を
発明(はつめい)したのです。
安全行動がどのぐらい実施されているかをチェックリストで測定して、それを折れ線グラフで表した。従業員が安全行動を守っていれば、賞品などがもらえる目標達成ゲームも導入した。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第34回目の引用である。
【引用はじめ】
安全行動に関するチェックリストを試し、改良した後、本格的な測定を始めた。一週間に3日、10分間だけ工場を訪れ、安全行動を記録した。いつも同じ曜日や同じ時間帯にならないように注意した。また、何回かに一回は別の観察者も連れていき、記録が一致するかどうか確認した。
安全行動の記録を折れ線グラフで表した。その折れ線は30%から40%の間をくねくねと蛇行していた。この結果を受けて、目標達成ゲームをやることにした。まずは、工場長が主任たちに"ゲーム"の趣旨を説明し、協力を求めた。主任たちには安全行動を記録してもらった。それも従業員を叱らずに、マスクをつけていない部下を見ても注意しないようにお願いした。
次に、工場長は従業員全員とミーティングをして、ゲームの目的や方法を説明した。彼らは自分たちで賞品を選べるとなると、有給休暇を先にとる権利、バイクのガソリン代、ディズニーランドの入場券、自分専用の工具一式などがあげられた。
翌日から、従業員の安全行動は目に見えて向上した。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.19~p.20)
【引用おわり】
安全行動ができていれば、賞品がもらえる。そのような目標達成ゲームは従業員の安全行動を守らせるのに効果を発揮した。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月3日 金曜日(きんようび)。
山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)は100万人(まんにん)です。
20年前(ねんまえ)は 120万人(まんにん)でした。
20万人(まんにん) 減(へ)ったことになります。
山形市(やまがたし)の 人口(じんこう)は24万人(まんにん)です。
20年前(ねんまえ)は 25万人(まんにん)でした。
1万人(まんにん) 減(へ)ったことになります。
人口(じんこう)が だんだん減(へ)ってきています。
工場内において、事故が多発している問題を解決しなければならない。そこで、安全な行動とは何かを分析して、それが実施できるようにする方策を追求した。それが「チェックリスト」の作成であった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第33回目の引用である。
【引用はじめ】
複数の観察者が工場を訪れ、安全行動に関するチェックリストによって、正しく記録測定ができるか試してみた。まずは、チェックリストの記入の仕方を説明して、工場内を見て回り、安全行動を測定した。そして二人の記録を突き合わせ、記録が一致していない項目について、観察者同士が相談しながら、表現をより具体的にしたり、分かりやすくなるように変更した。
こうしてチェックリストを試し、改良した後、本格的な測定を始めた。一週間に3日、10分間だけ工場を訪れ、安全行動を記録した。いつも同じ曜日や同じ時間帯にならないように注意した。また、何回かに一回は別の観察者も連れていき、記録が一致するかどうか確認した。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.19)
【引用おわり】
安全行動に関するチェックリストを作成するだけでは、役立つようにならない。そのチェックリストを使って、誰が記録測定しても、結果が一致するものでなければならない。初めは、作成したばかりのチェックリストを試しに使ってみて、問題がないことが分かったら、本格的に使用して安全行動の測定を行うようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月2日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「初売(はつう)り」の日です。
「福袋(ふくぶくろ)」などが 売(う)り出(だ)されます。
どんなものが入(はい)っているか 楽(たの)しみです。
「福袋(ふくぶくろ)」買(か)ったことがありますか。
工場内における「安全行動」とは何かについて、誰にでも誤解なく分かるようにすることが大事だ。チェックリストの表現しだいでは、その解釈に違いが出たりして、記録の不一致など出る場合がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第32回目の引用である。
【引用はじめ】
工場内における安全行動のチェックリストを作成した。事故を防ぐために何をしなくてはいけないかは、すでに分かっていることだった。でも、あらためてチェックリストとしてまとめようとすると、表現が曖昧だったり("注意一秒、怪我一生"とか)、情報があちこちに散らばっていたり(パンフレットに書いてあったり、ポスターになってたり、操作マニュアルに書いてあったり)、あるいは見解の相違があったりして、必ずしも一貫していないことが分かった。
今度は複数の観察者が工場を訪れた。チェックリストの記入の仕方を説明して、工場内を見て回り、安全行動を測定した。そして二人の記録を突き合わせ、記録が一致していない項目について、観察者同士が相談しながら、表現をより具体的にしたり、分かりやすくなるように変更した。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.19)
【引用おわり】
安全行動に関するチェックリストを作成しても、実際に使用したらそれぞれに記録が一致しないことがある。そうしたことがあれば、記録が一致するようチェックリストの表現を修正しなければならない。より安全な行動が従業員みんなできるようにするためだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年1月1日 水曜日(すいようび)です。
新(あたら)しい年(とし)の 始(はじ)まりです。
あいにくの 雪降(ゆきふ)りになりました。
昨夜(さくや)は 紅白歌合戦(こうはくうたがっせん)を 見(み)ましたか。
元朝(がんちょう)まいりに 行(い)きましたか。
雑煮(ぞうに)や おせちを 食(た)べましたか。
今年(ことし)も 健康(けんこう)で いい年(とし)にしましょう。