体重を減らしたい。でも、なかなか運動することが続かない。仕事終わりの帰宅後は疲れていて、運動する気になれない。なぜそうなるんだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第56回目の引用である。
【引用はじめ】
体重を減らすという達成目標をかなえるには、毎日の運動量を増やすことだ。仕事から疲れて帰ってきてから運動すると、より疲れる。時間差のない強力な弱化だ。それに一回ジョギングしても体重が目に見えて減るわけでもない。 "継続は力なり" というが、継続しないと現れない結果は、残念ながらは、行動を強化しない。現代人のほとんどが運動不足であるという問題は、こうしたABC分析からすれば納得がいく。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.28)
【引用おわり】
ジョギングしたからといって、即座に体重減ることはない。ジョギングを何回も繰り返してはじめて体重は減っていく。ジョギングと体重が減ることには、時間差があるため、ジョギングは弱化することになる。すなわち、ジョギングをしなくなるのである。ジョギングするためにその直後の好子による強化が必要だ。
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