なぜ、測定することが問題だと思われる場合があるのか。パフォーマンスの良し悪しに使われるときがあるからだ。パフォーマンスがうまくいかない人にとっては、罰せられると思ってしまうのだ。そのことに関する、石田本による第173回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンスの測定は、えてしてアベレージ以下の社員を見つけるのに使われがちである。目標という名のノルマを課し、期日までに達成できた人だけを評価する。測定と聞いていやな顔をする人が多いのは、ビジネスにおける測定がしばしば罰則と結びついてきたからであろう。明確な罰則はないにしても、無言の叱責という方法で有形無形の圧力を加えるのがこれまでの常識であった。すなわち測定は義務を意味し、個人やチームを罰することにつながっていた。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.183 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
測定を単なる序列をつけるために用いるのは、問題だ。これでは、序列下位の人にとっては、意欲を下げるだけのものになってしまう。測定することをいいものとは考えなくなってしまうのだ。測定によって、個人が力をつけられるようにするやり方を見出す必要がある。
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