「課題分析」することの効用には、どんなことがあるか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第62回目となる。
【引用はじめ】
課題分析をすることの効用は、一つにはチェイニングができるようになるということであるが、もう一つの効用として、行動強化や学習のターゲットをピンポイントで絞り込むことができるという点がある。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.77~p.78
【引用おわり】
「課題分析」には3つの効用がある。その一つがチェイニングであり、複雑な行動を、個々の構成要素に分けて取り組むことができるようにすることである。二つ目は、その構成要素の行動を絞り込んで強化しやすくする。三つ目は、絞り込んだ構成要素の行動がピンポイントで明らかにすることができる。複雑でいくつもの行動のつながりを明確にして、細分化した行動を取り組みやすいものにしていることに意義がある。
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