複雑な行動をどう強化したらいいかわからない。そういうときこそ、課題分析が必要である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第67回目となる。
【引用はじめ】
課題分析は、複雑な現実において行動をレベルアップするために役立ってくれる。
強化をすれば、行動は変わる。
しかし私たちは、どこを強化したらいいのか、選択と集中をしないことが多い。できないことがたくさんあると、そのさみだれ式に直そうとする。それでは効果は上がりにくい。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.81
【引用おわり】
初心者にとって、ゴルフを上達するために、ただ練習すればいいと言われたら途方に暮れてしまう。うまくなるのも時間がかかる。途中でゴルフはおもしろくないと、あきらめてしまう人だっている。あきらめず続けてやれるように、徐々にうまくなっていくような手立てが必要だ。それには、適切な課題分析が効果的である。
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