自分が望ましい行動ができたら、自分をほめる。そうしたことによって、望ましい行動を増やすようにする。それを「自己強化」とよぶ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第84回目となる。
【引用はじめ】
自己強化=自分自身の望ましい行動を強化する
直前「自分への称賛なし」⇒行動「やるべきことをやる」⇒直後「自分への称賛あり」
直前「快感なし」⇒行動「目標を達成する」⇒直後「快感あり」
良い行動をしたら、自分を褒める。単純に嬉しがる。本気で自分を称えること、本心から喜ぶことである。
たとえばトップアスリートは、みんなとても自己強化がうまい。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.94~p.94
【引用おわり】
大リーグで活躍する二刀流の大谷翔平選手は、ホームランが出れば喜びを体いっぱいで表す。また、ピッチングによって、打者を三振に打ち取るとやったという態度を見せる。自らを褒めている様子が分かる。まさしく、自ら成し遂げたことを「自己強化」しているのである。
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