「自分自身の望ましい行動を強化する」ことが、「自己強化」である。やるべきことがうまくいったら、自らを褒めることである。こうしたことは、大事なことである。達成感・成就感といったものである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第85回目となる。
【引用はじめ】
自分で自分を褒めることは、自己のパフォーマンスを高めるためには必須の技術である。
自分が良いことをしたら、本気で自分を称え、喜びに浸る。これを身につけると、自分自身が変わってゆくことを実感できる。
こうした自己強化ができる機会を増やすためには、目標を持つことが有効となる。目標を持てば、それが達成できたときに自分を強化することができるからである。
よく、「目標を持つことが大事だ」と言われるが、それは自己強化の機会となるからである。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.96
【引用おわり】
目標どおりうまくできたときの喜びはひとしおである。自己強化にひたることができる。うまくいったら、うまい酒が飲めるというのも、そうしたことの一つの表現と言っていい。 自己強化による称賛のしかたでもある。
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