新しい行動を身につけるために、その行動のきっかけとなる刺激があれば、正しく行動を促しやすくなる。そのために、「言語指示」などがよく使われる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第268回目となる。
【引用はじめ】
- 「言語指示」とは、正しい行動を、言葉によって促進することである。
- 「こうやってみなさい」という指示、「これをやれ」という命令、「こうしてみたら?」という提案である。
- 日常生活において「〇〇してくれませんか?」と依頼することも、そうだ。
- 言語的指示は、人間の世界では最も多く使われる行動のきっかけとなる刺激である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.59
【引用おわり】
行動を引き出すためのきっかけとして、「言語指示」は多く用いられる。適切な「言語指示」によって、正しい行動が導き出されやすくなる。どんな言葉による働きかけをするか、大事である。場に応じた「指示」や「命令」や「提案」を使い分けることである。
0 件のコメント:
コメントを投稿